果樹

             柿の根元に自家製肥料の投入
     
 柿の根元に穴を開け肥料を施しました。穴を穿つときは、マキタの電動穴開け機械を使用します。これはとても優れもので機動力があります。自家製の肥料(糠、油粕、魚粉、骨粉、蛎殻石灰、発酵菌が材料)をそこに投入します。
 柿の肥料は、窒素が一反歩(10a)当たり約15㎏必要とされています。その計算は下記のように考えています。
 牛糞  2000㎏✕0.0194(窒素含有率)✕0.1(肥効率)=3.9㎏
 自家製肥料  150㎏✕0.055(窒素含有率)=8.8㎏
合計12.7㎏ですので、不足分は7月の追肥で調整します。見えない部分を科学するのが農業です。
           令和5年2月1日 記
 

  

             柿作りの工夫
     
 一部の柿畑の肥料を変えることにしました。鉾田市の大洋土つくりセンターから購入した牛糞を主体にした肥料を使用することにしました。色々な情報を参考にしながら少しずつ変え、よりよい柿を作ろうと考えています。全体の三分の一、約50本に今年は試しに行っています。
           令和5年1月21日 記
 



             柿の肥料を自作する
     
 柿の基肥を自作しています。糠、油粕、魚粉、骨粉を発酵菌で発行させたものです。全ての材料を混ぜ、軽く握れるようになるまで水を入れ攪拌します。その後、土嚢袋に入れておくと発酵して熱を発するようになります。それを一度取りだしてかき混ぜ空気に触れさせます。さらに発熱したら完成です。糠は生のまま柿に与えると発熱をして根を傷めてしまいますので、このような作業をします。ミネラル分が多い有機肥料、これを使うことにより甘い柿ができます。
           令和5年1月20日 記
 



             果樹の剪定終了
           
 果樹(梅、柿、栗、葡萄)約200本の剪定が終了しました。12月上旬から始まり約1ケ月半かかりました。剪定は休眠期に入ってから行います。来年実を付けさせるための大切な作業です。
         令和5年1月19日 記



                 葡萄の剪定
      
         剪定前           剪定後
 葡萄は短梢剪定で行っています。短梢剪定とは、伸びた枝を2芽もしくは1芽残して切ってしまう方法です。これですと主枝だけが残り、すっきりとした姿になります。私は2芽を残すことにしています。1芽だけだと枯れ込む危険があるからです。葡萄は芽がなくなってしまうと、そこから二度と芽が出ません。ですから、花芽を落とさないように仕事をしなければなりません。春になって芽が動き出したら、基本的に主枝に近い芽を伸ばし房を付けさせます。そうしないと、芽座(がざ)が大きくなって支障が出るからです。
           令和5年1月18日 記
 



            柿「太秋」の剪定講習会に参加
            
 柿「太秋」の剪定講習会が、石岡市八郷小畑地区の岡本果樹園で行われました。一昨年の「太秋」品評会を受けて、さらに良い柿を作ろうとする有志の集まりです。今回は大玉にする剪定のやり方という考えで行われました。柿作りでは駆け出しの私はとても勉強になりました。
           令和5年1月11日 記
 



              柿の皮むき始まる
          
 害虫対策の一環として、圧力洗浄機での柿の皮むき作業が始まりました。樹皮を食い荒らす小さな虫やカイガラムシの駆除を目標にしています。写真のように高圧の水の噴射でガサガサの表皮を削る作業です。厳寒の候ですから大変な仕事です。
           令和5年1月10日 記
 



             柿の樹皮剥き
           
 柿の樹皮剥きを始めました。樹皮の下には虫がいて食い荒らしたりカイガラムシが越冬したりしています。このカイガラムシが厄介で、春から活動し始め飛んできた雄と交尾をして増えていきます。ヘタの下に潜み柿の果汁を吸って生活し、排泄物からすす病が蔓延します。柿がすす病により真っ黒になり商品価値が下がります。それらを防ぐのが柿の樹皮剥きです。
           令和5年1月9日 記



              ふるさと納税の返礼品
          
 ふるさと納税の返礼品として、柿と葡萄を「さとふる」(かすみがうら市)と「ふるさとチョイス」(利根町)で掲載しています。昨年の暮れから先行予約として注文を受けていますが、今年の分として既に葡萄30箱(完売)、柿24箱が予約で入りました。12月は税金の関係で注文が入りやすいとのことでした。
           令和5年1月2日 記
 



              果樹の剪定始まる
          
 果樹が葉を落としましたので、剪定を始めました。剪定はとても大切な作業で、来年度の収穫に大きな影響を与えます。樹木は放っておくと収穫や剪定が困難になるほど大きくなってしまいます。そこで、切り戻しを行い、脚立や三脚をあまり利用しなくても、収穫や剪定が出来るようにしています。来年の姿を想像して剪定を行うことが大切です。
           令和4年12月25日 記
 



            腐葉土を作る
         
 家の周りには、多くの落ち葉が出ます。柿、栗、葡萄、櫟(くぬぎ)、欅(けやき)などが葉を落とします。もちろん近隣の森や林からも大量に取得できます。これを集めて腐葉土を作っています。なんと言っても畑や花壇に入れるのは腐葉土が最も適していて、土の団粒化に寄与します。また、土壌の微生物の活動も活発になり、作物に良い影響を与えます。
         令和4年12月24日 記
 



              柿の販売終了
           
 9月16日から開始した柿の販売が、12月11日をもって終了しました。土浦イオン・ララガーデン(途中で移転)・クレオ・阿見本郷のわくわく広場での販売、地元の活性化センターとおかず屋での販売、今年から始めたJA霞ヶ浦とJAつくば(イーヤス)での販売、今シーズン始めた「ふるさと納税の返礼品(さとふる、ふるさとチョイス)」、そして、インターネット通販サイト「食べチョク」の活用と多岐にわたり非常に多忙でした。もちろん軽重を付けながらの搬入ですので、日参しているわけではありません。パソコンや携帯で販売状況を見ながら、明日の戦略を練るといった感じです。
 美味しい柿を作るために、土作りと剪定が始まりました。
            令和4年12月11日 記



              柿のふるさと納税返礼品終了
           
 今シーズンから「ふるさと納税の返礼品(柿)」を開始しましたが、本日の発送で終了しました。「さとふる」(かすみがうら市)で2箱、「ふるさとチョイス」(利根町)で17箱の注文がありました。今年は、ララガーデンの終了とともに「わくわく広場」も移転するなどして販路に苦慮していましたが、この返礼品が一つ打開策になりました。多くの方々の協力を得て、まもなく柿が完売いたします。
            令和4年12月8日 記



          「食べチョク」を通して送った柿の反響多数
             
 「食べチョク」に登録して3年目、今年も感謝の声がたくさん届きました。その一部を紹介します。「食べチョク」の私のコーナーでも確認できます。         

 
   佐賀県小城市Aさん 
 今回初めて陽豊柿注文しましたが、注文後も丁寧な対応でした。柿も大変綺麗で、丁寧に包装されており、味も大満足でした。来年も注文させて頂きますので、宜しくお願いします。

   神奈川県横浜市Bさん
 連絡遅くなりました。立派で美しい柿が届きました。早速、家族で頂きました。いつも通り期待を裏切らない美味しさでした。ご馳走様でした。それから、山崎さんの彫った能面もぜひ、拝見させて頂きたいです。

   東京都昭島市Cさん 
 届きました。とっても大きな立派な柿に驚きました。こんな柿がある事、今まで知りませんでした。甘くて果肉も程良い固さで最高です。固めの柿が好きなので「陽豊」は私好みです。これから毎年、柿の季節が楽しみになりました。美味しい柿をありがとうございました。

   山梨県都留市Dさん
 毎年この時期が来るのを楽しみにしております。待ちに待った「陽豊」が今日届き開封して直ぐにいただきました。本当に美味しくて食感や味すべてにおいて大満足しております。美味しい「陽豊」をありがとうございます。
           令和4年11月28日 記



              ふるさと納税の返礼品
             
            
返礼品を佐川急便に依頼する
 今シーズンから「ふるさと納税の返礼品(柿)」を開始しました。現在、「さとふる」(かすみがうら市)と「ふるさとチョイス」(利根町)に登録しています。茨城県が「柿」と「葡萄」を茨城県共通返礼品に今年からしたため、利根町にも登録が出来ました。利根町では既に先行予約として、来年の葡萄の予約も開始しています。
 今年の返礼品は、現段階で「さとふる」が2箱(陽豊)、「ふるさとチョイス」が1箱(富有)です。11月中旬から開始したわりには、上々の出来具合です。
           令和4年11月21日 記



              柿狩りのお客様
             
            千葉県旭市からのお客様
 11月12日(土)は、多くの柿狩りの方々がいらっしゃいました。朝、水田道場の岡野さんがご夫妻で、午前中は千葉県旭市から3名(5年目)で、午後は埼玉県新座市から旧友がご夫妻で、来られました。毎年来られる人、何十年ぶりかにお会いする人、柿作りが多くの出会いや再会を演出しています。
           令和4年11月15日 記



             「食べチョク」に登録してから三年目
         
 通販サイト「食べチョク」に登録してから3年目。「食べチョク」は、生産者と消費者を結び付けるサイトで、今話題になっています。今年も柿の注文が多く、北は北海道旭川市から南は佐賀県小城市まで、今までに柿33箱の依頼があり、既に28箱発送しています。
  注文された方の声
「 美味しさに感激です!
一口食べた瞬間、山崎さんありがとう~、と思いました。必ずリピートします!(東京)

「今日届いた2回目の太秋柿も立派な柿!
山崎さんが育てた柿=美味しい、と承知してますが、期待を上回る甘さと美味しさです。知人にも間違いなく甘くて、美味しいと、自信を持ってお裾分けしています。
 陽豊もお願いする予定ですが、近日中に11月の勤務シフトが出るので、それを確認した上で休みの日に届くよう改めてお願いするつもりです。
 毎回、甘くて美味しくて立派な柿をありがとうございます。」(埼玉)
            令和4年11月14日 記



               柿オーナーの柿狩り
                 
 柿オーナーの岡野さんが、今年もご両親を連れて柿狩りにきました。いつもながら岡野さんの親孝行には頭が下がります。
            令和4年11月10日 記



                 柿畑の散策
                 
 毎朝柿畑を散策して、柿の状態を見ています。熟したのはないか、病気が入ったのはないか、落下したもの(烏に食べられないように畑に埋める)はないかなど多岐にわたります。最近は伊藤左千夫の短歌
おりたちて今朝の寒さを驚きぬ露しとしとと柿の落葉深く」
を思い出します。

            令和4年11月5日 記



            渋柿が食害にあう           
            
 渋柿「西条柿」が、ハクビシンかアライグマに食べられました。先日まで「太秋」「陽豊」を食べていましたが、電気柵を設置したため渋柿にまで食指を延ばしたようです。近くでは猪の被害も耳にしますし、これからの農業は大変です。
           令和4年10月28日 記



          柿「陽豊」さとふるに登録           
            
 かすみがうら市へのふるさと納税の返礼品を扱っている「さとふる」に、柿「陽豊」を昨日付けで登録しました。かすみがうら市を少しでもアピールしあわせて豊かにしたいと考えています。
           令和4年10月26日 記



            柿「太秋」の品評会           
            
 今日、つくば市「みずほの村市場」で柿「太秋」の品評会がありました。私の柿が茨城県農林水産部長賞(第三位)を受賞しました。色、形、味、病虫害の痕跡、玉揃いなど多面的に評価した結果です。何十年も携わっている大先輩がいる中で選ばれたことは、大変光栄なことでした。ちなみに4個で5000円の値段が付きました。
           令和4年10月22日 記



          県農政課による最新鋭の電気柵設置
            
      

      
 昨日、茨城県農政課が柿畑に最新鋭の電気柵と監視カメラを設置しました。ハクビシンやアライグマ対策の県の事業に協力することにより設置が実現しました。設置は一ヶ月、残念ながらこの電気柵をいただくことは出来ませんでした。この設備は、次の設置場所が決定しています。さて、柿畑を荒らす害獣は出現するでしょうか。
           令和4年10月21日 記



              柿「早秋」の販売終了
            
 9月16日から始まった柿「早秋」の販売が、完売をもって終了しました。昨年も10月4日に終了していますので、不思議な感じがします。今年からJA霞ヶ浦、JAつくば、クレオわくわく広場にも販路を広げたこともあり、売上が昨年より倍増しました。その分目の回るような忙しさになってしまいました。葡萄も平行して販売をしているため、忙しさは極致に達しています。秋の剪定から少しずつ減らしていこうと考えています。
           令和4年10月4日 記



              この葡萄の値段
            
              シャインマスカット
 今年から近くのJA直売所にも果樹を置くことにしました。昨日写真の葡萄(約650グラム)を一房3000円で販売したところ、他の房(一房2000円以上)とともに完売しました。房の形や粒の付き方・大きさが際立っていたこともあり、高値にしましたが、売れるとは思ってもいませんでした。やはり、いいものは高くても仕方がないと理解する人もいるんだと感じました。
           令和4年9月18日 記



            教え子葡萄狩りに来る
               
 3日、下稲吉中学校の教え子が、お嬢さんを連れて今年も葡萄の収穫に来ました。小学校3年生から来ていますので、今年で6年目になります。毎年、成長を見るのが楽しみです。
          令和4年9月5日 記



             柿「早秋」色付く
             
 早生の品種「早秋」が色付き始めました。この柿は生理的落下が多く、収穫量が限定的です。また、病気にもかかりやすく管理するのに難しい品種です。色々と工夫しましたが、どうも上手くいきません。
            令和4年8月22日 記
  



                  今日の葡萄の様子
        
         ナガノパープル        ピオーネ
       
          藤稔          シャインマスカット
 葡萄がさらに色付いてきました。葡萄は毎日世話が必要です。灌水、草取り(除草剤は使用せず)、脇芽取り(これが大切、怠ると大変なことになります)など、日々気が抜けません。カラス、ハクビシン、アライグマなどが虎視眈々と狙っています。先日もハクビシンにやられました。お客様の手元に届けられるように今日も頑張っています。
           令和4年8月9日 記



             柿の日焼け
             
 夏の強い陽差しにより、柿が日焼けを起こしています。摘蕾、摘果の時、極力下向きの柿を残して防ぐようにしていますが、全てがそのように出来るとはかぎりません。その帰結が写真のような日焼けとなって現われます。これでは売り物になりませんので、落として畑に埋めてしまいます。畑に埋めるのは、カラス等の餌にしないためです。
          令和4年8月6日 記



             柿畑の綱張り
             
 7月30日、草山さんご夫妻の協力を得て、鳥の被害から柿を守るため柿畑に綱を張りました。これで大丈夫ですが、まだ安心はできません。アライグマやハクビシン対策として電気柵を設置しなければなりません。一つのものを製品として販売するのは、とても大変です。
          令和4年8月1日 記



             葡萄の飛び玉
           
 葡萄の色の変わり方には法則があります。まず、「飛び玉」と言われる1粒か2粒が最初に出現して、徐々に変化していきます。
 葡萄収穫までの過程は、およそ45日周期で確認できます。芽が出て45日で花が咲き、花が咲いて45日で色が付き始め、色が付いて45日で収獲できます。もちろん、自然のものですから天候や房の数等にも左右されます。写真の房ですと、9月中旬の収獲になります。
           令和4年7月27日 記



               栗「ポロタン」の様子
              
 栗「ポロタン」の現在の様子です。「ポロタン」「紫峰」「美玖里」の3品種を作っています。栗も「わくわく広場」に搬入していますが、大変良く売れます。しかし、虫の被害が多く半分は販売できません。昔から、栗は実入りが悪いと言われているそうです。
 

「ポロタン」の特徴(農研機構のホームページより)
 今までのニホングリは、おいしくても、渋皮がむけ難くて調理が大変であった。そんな悩みを解決したのがポロタンである。ポロタンの最大の特徴は、果実に傷をつけて軽く加熱するだけで、渋皮が簡単にむけることだ。 さらに、果実は大きく、甘くて、香りもあって美味しい。

「紫峰」の特徴(農研機構のホームページより)
 9月中下旬に収穫される多収性の中生品種でクリタマバチに対して強い抵抗性を示す。果実は28g前後の大果で帯円三角形を呈する。裂果及び双子果の発生は少なく、玉揃いも良い。果肉色は淡黄色で肉質は粉質である。甘味及び香気は中程度である。品種名の「紫峰」は育成地(茨城県つくば市)に近い筑波山の別名である。

「美玖里」の特徴(農研機構のホームページより)
 クリ新品種「美玖里」は、食味が優れる「秋峰」と晩生の「石鎚」を交雑して育成した中晩生種である。収量は「筑波」や「石鎚」と同程度で、大果で果肉の黄色味が強く良好で、食味が優れる。
           令和4年7月23日 記
  



             電気柵の設置
         
 アライグマとハクビシン対策として、今年も葡萄に電気柵を設置しました。この対策をしないと大変な被害が出ます。ソーラーの電気柵ですので、管理が便利です。夜だけ作動するように設定しています。
          令和4年7月22日 記



           柿「太秋」の棚作り
          
 柿「太秋」は箒のように上に伸びて管理が大変なため、写真心のように棚を作りました。枝を棚の棒に紐で結び少しずつ曲げていきます。こうすることにより、摘蕾、摘果、剪定などがしやすくなります。なにより、風通しが良くなり病気や害虫の侵入も防げます。良いものを作るのは大変な苦労があります。とても暑い時季の作業でしたので大変でした。
           令和4年7月13日 記



             風への備え
          
 強い風で柿の枝が折れるのを憂慮して写真のように支柱を立てました。以前、台風で木や枝が何本か折れました。その反省を生かしています。柿は実がしっかり付いているため風で落ちることはありませんが、反面そのことが木や枝が折れる原因にもなっています。なった実が風にあおられその重みを増し、木や枝に大きな負荷を掛けるようです。備えあれば憂い無しといったところです。1個の柿を商品化するのでさえ、とても大変です。
           令和4年7月8日 記



                    葡萄膨らむ
       
        シャインマスカット     藤稔(ふじみのり)
 ジベレリン処理、花穂(かすい)整形、花房整形が終わり、現在、硬核期に入っています。硬核期とは、肥大が一時的に止まり粒が硬い状態を指します。この後、ベレーゾン期(色付いて粒が柔らかくなること)を経て、さらに肥大していきます。収獲は9月上旬になる予定です。昨年より10日ほど遅れています。
          令和4年7月7日 記



       柿の摘蕾(てきらい)と摘果(てきか)の違い
       
 摘蕾は一枝に付いた蕾の調整で、枝の先端と元から落とし、最終的に2つ乃至(ないし)3つにします。摘蕾は木梗(もっこう)が柔らかいため、手で行います。これを行うと大きな実になります。摘果は一枝に付ける実を決定する作業で、変形したものや上を向いているもの(ヘタと実の部分に水がたまり病気になり易い、また太陽の日射しに当たり焼けてしまう)を取り除きます。木梗が堅くなっているため鋏を使います。摘蕾は花の咲く前(例年5月20日過ぎに開花)、摘果は生理的落果が終了(6月中旬から下旬)してから行います。この地道な作業を怠ると、大きくて美味しい柿になりません。
           令和4年7月6日 記



               柿の摘果
      

 柿の生理的落果が終わり、本格的に摘果を行っています。向かって左側の写真には二つの実が付いていますが、それを一つにする作業です。形、傷、汚れ等がないか見極め、最終的に向かって右側の一果が残りました。なお、花が咲き終わった後に残る花殻(茶色いカサブタのようなもの)は、柿の表面を汚しますので、丁寧に取り除きます。
            令和4年7月5日 記



           柿の生理的落果
         
 生理的落果とは「 物理的,人為的などの原因でなく,植物本来の性質によって自然に果実が落果すること」です。付けた多くの実を選別する木自身の作業です。摘蕾や摘果をしない木の下に多くの実が落下しているのを見たことがあると思いますが、それがまさに生理的落果です。摘蕾や摘果を行っても、写真のように落果があります。
           令和4年7月4日 記



         果樹の売れ行きについて
       
 梅、葡萄、栗、柿と販売していますが、不思議なことに売れる時期が毎年重なっています。例えば、梅は6月に入るとぐっと売れ行きが違ってきます。6月に入り梅雨の雨音を聞くと、梅仕事をしなくてはと心がざわつくのでしょうか。葡萄は、お盆の頃、運動会や体育祭前が人気で、柿は9月の最後の土曜日・日曜日が最も売れます。つまり、日本人の体には、6月は梅仕事、8月のお盆には葡萄を仏前に、9月からは葡萄と柿を食べなければならないとする遺伝子が組み込まれているのでしょう。
            令和4年7月3日 記



             柿の夏剪定
          
 徒長枝(とちょうし)や余分な枝などを落とすのが、夏剪定です。これによって風通しが良くなり、病気や虫からの被害を少なくすることが出来ます。また、太陽の光を十分に受けさせ、来年の花芽を促します。夏剪定は、冬剪定と同じくらい大切です。
           令和4年7月2日 記



            梅へのお礼肥料
          
 昨日、販売の終了した梅林の下草を刈り、お礼の肥料をあげました。3月22日降雪があり、収量は減少しましたが、売上は昨年を上回りました。「白加賀」が昨年の3倍収獲できたためです。
 確かな実りを迎えるためには、終わった時点から来年のことが始まっています。
           令和4年7月1日 記



             葡萄のジベレリン処理
          
 昨日から葡萄(ピオーネ、藤稔、シャインマスカット)のジベレリン処理を始めました。25ppmのジベレリンと5ppmのフルメットを利用する「種なしと着粒安定」の作業です。花が満開になった時から3日以内に行います。満開から10~15日後、実を膨らませる二回目のジベレリン処理を行います。昨年より10日間ほど遅い開始となりました。
          令和4年5月31日 記



         小梅の販売の終了
       

       
 小梅の販売を終了しました。1㎏入の袋で100袋ほど販売しました。この後、白加賀、南高梅と続きます。
           令和4年5月30日 記



                梅の収獲

         
 28日、草山さんご夫妻が梅の収穫に来ました。梅ジュースを作るそうです。都会育ちのお二人には、とても新鮮に感ずるそうです。私はとても助かりました。
            令和4年5月28日 記 



              梅の販売について

         
 25日から、つくばララガーデンと土浦イオン内の「わくわく広場」、JAサンフレッシュ霞ヶ浦にて梅の販売を開始しました。10月にララガーデンが終了するということで、今年からイーヤスつくば内のJAサンフレッシュつくばでも果樹等を販売することにしました。JAサンフレッシュ霞ヶ浦で販売を開始したのも、その一環です。
 今回は「小梅」の販売でしたが、「白加賀」と「南高梅」は6月初旬から中旬を予定しています。
            令和4年5月27日 記 



            今年も梅ジュースを仕込む

           
 昨日から梅の販売を始めました。と同時に、昨夜梅ジュースを仕込みました。昨夜仕込んだばかりにもかかわらず、エキスが出始めています。氷砂糖が溶ければ完成です。2週間後には美味しい梅ジュースが飲めます。自然の恵みに感謝です。
            令和4年5月25日 記 



    葡萄の花切(花穂整形 かすいせいけい)について
     
 葡萄の花切は、葡萄の最終段階をイメージして、花を小指の2節ぐらい(約3.5㎝)の大きさに切り詰める作業で、房の先端を使用します。花が一輪二輪咲いてから始めますが、今年は昨年より10日ほど遅れています。約1000房ありますので大変な作業です。向かって左側が作業前、右側が作業後です。
         令和4年5月24日 記



           葡萄の摘芯について
        
 葡萄の摘芯は、葡萄のツルの成長を止め、房に栄養が行くようにする必須の作業です。やり方は様々ですが、房の先8枚の葉を残し摘芯します。副梢(8枚の葉から新たに発生する芽)は、1枚の葉を残します。その他の脇芽は、全て除去します。地道な作業ですが、大切なものです。
         令和4年5月23日 記



             葡萄の整枝について
           
 葡萄の枝は、写真のように誘引します。これが手間のかかる作業で、目を離すと大変なことになってしまいます。というのも、基本的に枝はまっすぐ上に延びる性質があるため、棚に垂直に立ち上がるからです。少しずつ曲げたり捻枝(ねんし)をしたりして、写真のようにします。こうすることにより、一枝の葉がたっぷりと陽差しを受け栄養を房に送るようになります。それが玉の大きさと味につながります。また、来年の花芽の出具合にも影響を与えます。
           令和4年5月9日 記



           柿オーナーの摘蕾(てきらい)について
     
 柿オーナーの二人が摘蕾を行いました。摘蕾とは、実を一枝に1個乃至(ないし)2個にする作業です。蕾のうちに摘み取ると大きな実を付けるようになります。その後、摘果の作業になります。たくさんならせると実が大きくならなかったり翌年実を付けなかったり(隔年結果)するなど様々な影響が出ます。地道な作業ですが、怠れません。

隔年結果とは(世界大百科事典よりl)
 果樹で,果実がたくさんなる年と少ししかならない年とが交互に現れることをいい,果実数の多い年をなり年または表年,少ない年を不なり年または裏年という。不なり年は収量が低い。一方なり年も果実数は多いが,果実は小型で糖含量が低く,着色も悪い。そのため,隔年結果が起こると収益は著しく低下する。強風のために落葉したり極端な低温や乾燥に遭遇したりすると,翌年の花数が減って隔年結果となる場合もあるが,普通は,果実数が多いと花芽の形成が抑制されるという果樹の特性のために起こる。
         令和4年5月8日 記



         柿の摘蕾始まる
          
 柿の摘蕾が始まりました。摘蕾は大きな実を収穫するために行う大切な作業です。一枝に5個~7個ぐらい付けた実を1個~2個にします。花の咲く前に蕾を取ってしまって、栄養を余分に使わせないようにして大きな果実にします。最終的に一枝に1個の柿をならせますが、葉が6枚以上なければ全て取り去ります。美味しくて大きな柿にするためには、日々の努力が欠かせません。
           令和4年4月27日 記



         今年の梅の出来具合
         
 3月22日の雪は今年の梅の出来具合に大きな影響を及ぼしました。雪が降り夜冷え込んだため、花が終わり小さな実を付けたばかりの梅が凍ってしまったのです。その結果、多くの実が落ちてしまいました。今年は例年の半分にも満たないような気がします。自然には逆らえません。それが農業をするということです
           令和4年4月26日 記



           接ぎ木の芽が動き出す
         
 3月26日、「次郎」に「太秋」を接ぎました。その芽が動き出しました。2月の最も寒い時季に切った枝を冷蔵庫で保管し、接ぎ木をしたものです。接ぎ木は植えたものよりも早くなりますので、来年にはなるかもしれません。
            令和4年4月14日 記



             雪の影響
         
 3月22日に雪が降りましたが、その影響がはっきりとしてきました。写真の手前の枝の芽が茶色く変色しています。雪が降り、その夜の寒さで凍ってしまったのです。この芽は緑の葉を出すことはありません。柿は枝の先端から4芽ぐらいに花芽がつきますが、それが駄目になってしまった枝もあります。特に早生の「早秋」が顕著です。
            令和4年4月13日 記



           PH計の活用
         
 畑の土の状態を知るために、今年からPH計を活用し科学的に検証することにしました。柿(5.5~6.0)、栗(5.0~6.0)、梅(5.5~6.0)、ブドウ(6.5~7.0)を基準に施肥します。数値が少ないほど酸性に傾いていることになります。アルカリ性を強くにするためには石灰を使います。柿畑で計測した写真の数値は5.6を指していますので、適切な数字を示しています。しかし、場所によって差異がありますので、何カ所か計り数字を確認していきます。良いものを作るためには挑戦することが大切です。
            令和4年4月9日 記



           栗の作り方と剪定法
         
 栗の作り方は低樹高仕立て、長母枝法(ちょうぼしほう)による剪定を採用しています。栗は新梢の勢いが強く、油断をしていると11メートルを超える高さになってしまいます。これでは、剪定や収穫に大変な労力を費やすことになります。そこで、主枝や亜主枝を2メートルほどに保つ低樹高仕立てにし作業効率を高めています。また、昨年の結果枝と徒長枝を今年の結果母枝とする長母枝法剪定を行って、品質向上にも努めています。太陽が万遍なく当たらないと、実が小さくなったり枝が枯れ込んだりしてしまいます。この仕立て方だと、そのようなことも防げます。何事も奥が深いものです。
           令和4年4月5日 記



           ビニールハウスの完成
          
 骨組みを作り葡萄(ナガノパープルとピオーネ)を植えていた天井にビニールを張り、ビニールハウスを完成させました。一昨年2棟のビニールハウスを作って以来のことです。幅6メートル、長さ24メートルあります。どれくらい房を付けるか楽しみですが、今年はまだ粒が小さいはずです。
           令和4年3月30日 記



              接ぎ木
       
        
次郎から太秋へ      ピオーネからシャインマスカット
 柿、梅、葡萄の接ぎ木を行いました。柿は「次郎」に「太秋」を、葡萄は「ピオーネ」に「シャインマスカット」を接ぎ木しました。「次郎」は受粉すると頭部が星形に割れてしまい売り物にならないので、それを避けるためです。家の後ろにある「ピオーネ」は色の出が悪く「シャインマスカット」にすれば、その憂慮がなくなるかなと考えました。全て芽が出るとはかぎりませんが、現状を打破するための作業です
           令和4年3月25日 記



               梅開く
      
       
4年目の南高梅         昨年の南高梅       
 4カ所に植えてある梅が満開を迎えつつあります。植えた時期が異なりますので成長の具合は様々ですが、それぞれの楽しみがあります。向かって右の写真は昨年収穫した南高梅で直径56㎜、重さ86gありました。向かって左の写真は植えて4年目の南高梅です。昨年から実を付け始めました。施肥、剪定、除草、防除など多くの仕事の成果だと考えています。
           令和4年3月16日 記