その他

              藤の花開く
       
 庭の白い藤が咲き始めました。見事な藤の花は各地にありますが、平等院の藤は圧巻でした。
 ところで、藤というと正岡子規の二首が脳裏に浮かびます。
   瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり
   瓶にさす藤の花ぶさ花垂れて病の床に春暮れんとす
 脊椎カリエスに冒された子規は、ただ仰向けに寝ている以外にありませんでした。骨は次第に溶けてゆき、体のいたる所に穴があき、そこから絶え間なく膿が出て、包帯を変えるたびにガーゼとともに皮膚がはがれ、穴は空洞のように広がる惨状でした。子規の心を慰撫(いぶ)したのは、庭に植えた四季折々の花々だったのです。病床から見えるわずかな空間が、寝返りもできなくなっていた子規の世界でした。そのような状況下でも創作に対する意欲は失われず、多くの短歌や俳句を残すと同時に改革に努めました。その精神力に驚かされます。
         令和4年4月25日  記



                牡丹咲く
          
 今年も牡丹が咲きました。「年々歳々人同じからず、歳々年々花相似たり」と言うように移ろう季節は確実にやってきますが、決して人間世界は同じではありません。限りある命を生きる我々の宿命です。コロナの蔓延もそれを突きつけます。牡丹を見ると下記の作品を思い出します。
 牡丹散つてうちかさなりぬニ三片         与謝蕪村
 美服して牡丹に媚びる心あり           正岡子規
 白牡丹といふといへども 紅(こう)ほのか      高浜虚子
 牡丹花は咲き定まりて静かなり花のしめたる位置の確かさ  木下利玄
         令和4年4月18日  記


                筍の収穫
        

 草山さんが年休を取って筍の収穫に来ました。一度に食べられない分は冷凍にするそうです。特にシュウマイにすると美味しいと言っていました。収穫後、筍スパゲティを食べました。
             令和4年4月12日  記



             耕運機
          
 写真は、半世紀以上も前の耕運機です。今も現役で、トラクターが入りにくい柿や栗の下を耕します。エンジンを動かすときは、まずラジエターにお湯を入れ(この作業をしないと絶対かからない)、次に手動でエンジンを回し、始動にこぎつけます。前近代的で扱いにくいのですが、何年も放置していたにもかかわらず、壊れない優れものです。多くの基盤から出来ているコンピュータ仕様の機械とは違い長持ちするのかもしれません。
           令和4年4月11日  記


                竹山と筍
        

 私が農業を始めたとき、竹山は竹が林立してとても入れる状態ではありませんでした。何百本も切り、上記の写真(向かって左)のようにしました。その結果、少し頭を出した筍(向かって左)も見付けられるようになりました。
              令和4年4月6日  記



                椎茸
        

 山から切り出した椚(くぬぎ)に種菌を植えて椎茸が出るまでに2年間を要しました。椎茸が出るようになった原木も4年間を経過して、そろそろ出る数も少なくなってきました。新しいものに替えなくてはなりません。原木栽培のものは味が格別だと言われます。なお、乾燥した椎茸にすると栄養価は30倍にも増幅するそうです。毎日自然と対話し、その恵みを受けています。
              令和4年4月1日  記



           三度目の筍ご飯
           

  竹山から筍を掘り出しました。先端の部分が金色のゴールド筍ですから、全然エグミがありません。今年三度目の筍ご飯にして食べました。天からの恵みを受けて生活できるのは、ある意味贅沢かもしれません。自然の移ろいを感じています。
           令和4年3月16日 記



            味噌造り(熟成)
          

 味噌の仕込みが完了しました。約2年ほど熟成させて完成です。米と大豆は自前、塩と麹菌は購入しました。
           令和4年2月7日  記



            味噌造り(大豆)
          

 味噌造りには大豆が必要です。以前作った大豆のため、煮上がるまでに2時間半ほどかかりました。外で大きな釜で煮ました。乾燥していますので、その間つきっきりでした。
           令和4年2月6日  記



            味噌造り(麹)
          

 以前造った味噌が少なくなり、今年造ることになりました。まず蒸した米に麹菌を振り麹を造ります。温度が上がりすぎると菌が死んでしまうため、温度管理が大切です。また、麹を造るとき納豆菌は厳禁らしく、1週間前から納豆禁止令が出てしまいます。次は大きな鍋で大豆を煮ます。
           令和4年2月2日  記



            ヘリコプター
          

 昨日、30分後に自宅の上空を飛ぶとの連絡があり、庭から長男の操縦するヘリコプターを撮影しました。福島から出発したそうです。自宅の上を一度旋回して東京の木場へ去りました。後ほど上から我々が手を振っているのが見えたとのメールがありました。農業の合間の一服の清涼剤になりました。
 今回の東京オリンピックの開会式とトライアスロンの撮影にも、カメラクルーを乗せて飛んだと先日言っていました。
           令和3年9月1日  記