後藤利恵子

        後藤利恵子

   梓弓(あずさゆみ)ひく手はいかにつよくとも的つらぬくは心なりけり
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※後藤新平の母利恵子95歳の短歌で、1919年、新平が欧米歴訪に旅立つ際に送った。新平は、関東大震災時に内務大臣として復興に尽くし、今日の東京を作った人である。事に当たって大切なのは力ではなく、心であるとする。豪放磊落で、時として諷刺揶揄して人を怒らせることのあった新平を懸念しての歌だという。
 「心こそ 心迷わす 心なれ 心に心 心ゆるすな」(沢庵)、何事も心の有り様で様々に変化する。
              平成26年8月10日記