大石内蔵助
あら楽し思ははるる身は捨つる浮世の月にかかる曇なし
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※忠臣蔵の中心的な人物である。平和な時代であれば、人知れずその生をまっとうしたであろうに、「江戸城松の廊下」の一件により、好むと好まざるに拘わらず歴史の表舞台に登場させられていく。切腹を命じられ、命をとじるが、その時の辞世の句で ある。
芥川龍之介の「或日の大石内蔵助」には、その日の内蔵助の心情が表れている。是非とも読んでもらいたい作品である。
平成27年7月29日 記