現在作成中の能面

          能面「十六中将」完成
            
 令和2年10月13日、「十六中将」が完成した。約1年の時間を要した。コロナで有り余るほどの時間がありながら、完成までには多くの時が過ぎていった。
          令和2年11月14日 記



          能面「十六中将」の下塗り
            
 「十六中将」の下塗りを開始した。「獅子口」の下塗りもしているので、平行してやっている。時として、このように同時進行で行うこともある。この面は『平家物語』の「敦盛最期」の平敦盛(たいらのあつもり)を表わすものである。能の演目は、『平家物語』『源氏物語』などを参考に作成されたものも数多くある。
          令和2年4月24日 記



          能面「獅子口」の下塗り
            
 平成28年8月6日に打ち上がった能面「獅子口」の下塗りを始めた。かなり放置していたが、やっと重い腰を上げることが出来た。写真にすると幅が狭まるため、少しバランスが悪い。下塗りをしっかりやらないと、いい加減な面になってしまう。しかし、下塗りは一切見えず、完成品からは想像もつかない。どんなことでも見えないところが大切だと教えてくれる。面作りは、己の甘さと対峙する時間だ。
 この写真は現在の状況、これで6回塗っている。納得いくまですることが大切である。
          令和2年4月3日 記



                能面の材料を作る 
       
 畑の周りに植林した檜が大きくなり、果樹への陽当たりを邪魔するため、何本か切り倒した。かなり太い木だったたので、能面を作るための角材を9個取ることが出来た。斧、鉈、木槌、鋸、鉋などを駆使して直方体にしたが、かなり苦労した。機械化された時代に逆行するようなことだが、無駄と思われる時間も能面作成の過程だと考えれば、そこに楽しみがある。側面(上下の面)に木工用ボンドを塗り割れを防いでいる。乾燥するまでに4、5年かかるかもしれない。
          令和2年3月23日 記



             
 能面「小べし見」が、3年近くの歳月をもって完成に至った。能面はほとんど口を開けているが、この系統(長霊べし見、大べし見など)だけ口を閉じている。
          令和2年2月7日 記



            

 能面「童子」の塗り直し。以前作った作品が納得いかず、塗り直した。いつになったら得心のいく作品が作れるのであろうか。
          平成29年4月3日 記         


    

 能面「般若」の完成。難しいなあ。今年度5つ目、ようやく目標達成だ。
          平成29年3月25日 記         


 

 能面「般若」が完了した。「般若」は、女性の嫉妬,怨念,悲しみ,嘆きなどを表したもので、女面と並んで能面の中の能面という感じがする。この面は、「生成(なまなり)」「般若」「真蛇(しんじゃ)」と様相を変えていく。
          平成29年3月18日 記         


   

 能面「大癋見(おおべしみ)」の完成。最も大きな面である。目に金具も入った。金具がついているということは人間ではなく、神、想像上の動物、魔物などを表している。この面は「天狗」である。
          平成29年3月11日 記
         


         

 能面「童子」の完成。通常の少年ではなく、永遠の若さを象徴する神仙の化現(けげん)である。
          平成28年12月2日 記         


  

 能面「邯鄲男(かんたんおとこ)」の完成。「邯鄲男」は、故事成語の「邯鄲の夢」「一炊(いっすい)の夢」になったものだ。唐の廬正(ろせい)が、道士の枕を借りて栄華を極める夢を見るが、目覚めてみるとまだ黄粱(こうりゃん)が炊けていないほどの短時間であった。立身出世を夢見た自分を恥ずかしく思い、人生の儚さを感じて故郷に帰るという逸話である。能に「邯鄲」がある。
          平成28年12月1日 記
         


            

 能面「獅子口(ししぐち)」を打ち終わった。ケガや病気で中断を余儀なくされ、かなりの時間を費やした。この後、裏面を漆で塗り、下塗り上塗りと続く。この面(おもて)は、上塗りの際、金泥(純金の粉)を使用する。イギリスのEU離脱決定に伴い株価が乱高下し、金価格が高騰している。それに呼応するように金泥の価格も上がっている。こんなところにも世界経済の余波がある。ちなみに金泥の価格は、0.4gで5000円ほど。この面では、2袋使用する。
          平成28年8月6日 記
         


           

 能面「顰(しかみ)」が完成した。納得いかないなあ。
          平成28年3月27日 記
         

    
            

 能面「万眉(まんび)」が完成した。これは、桐で打った。「万眉」の解説は、女面に記載されている。
            平成27年5月23日 記

  
                    

 能面「節木増(ふしきぞう)」が完成した。写真より実際に見たほうがいい感じだ。
           平成27年5月22日 記
  
                   
             

 能面「増女(ぞうおんな)」が完成した。魅惑的な女面だ。
           平成27年5月20日 記
  
                   
         

 能面「小面(こおもて)」が完成した。
           平成27年5月18日 記
  

            

 能面「小面」が、完成した。しばらく手を休めていましたが、ようやく完成した。
           平成27年5月10日 記
  
                   
      

 能面「大飛出(おおとびで」が、完成した。能面紹介(鬼神面)にも色々載っている。
           平成27年3月20日 記
  
                   
               

 能面「生成(なまなり)」が、やっと完成した。記録に「是は般若に今少し足らぬ所の面なり。角短きゆゑ生成と名付也。」とある。生成は、上半分を欠いた金具の眼や金泥を施した上下の歯列をもち大きく開かれた口、そして小さな牙など普通の怨霊の面とあまり変わらない。般若にはなかった赤い舌も見え、それだけに鼻柱は短く扁平でどっしりしている。
          平成26年11月5日 記
                                        

     
  能面「釣眼(つりまなこ)」の上塗りが済み、完成した。金泥(金を粉にしたものを膠にとかした液体)を顔全体に塗っている。
           平成26年4月27日記